お知らせ

【地域情報】宮守地区でモデル事業開始~地域の生活課題解決に向けた取り組み ~

2021年05月18日

 普段何気なく行っている「ゴミ出し」ですが、地域から「大変になってきた」という声が上がっています。そのため、宮守福祉センターでは宮守地区の実態を把握するために、65歳以上の世帯(562世帯)を対象としたアンケート調査を平成30年に行いました。(とおの社協福祉だより第77号でもお知らせしています。)

【多かった回答】

第1位 ゴミを持てない

第2位 集積所まで運べない(歩けない)

第3位 分別の仕方がわからない

 この結果を受け、「収集日前ごみ出し許可証」シールを貼付すれば指定日以外のゴミ出しを許可する取組みを、モデル的に始めました。

 対象者は、ケアプランに基づきゴミ出し支援が行われる介護保険サービス利用者で、お住いの地区の許可を得た上で実施されます。このシールは遠野市環境課が作成し、令和3年4月から宮守地区に限定して開始しました。

 地域では、今後さらに高齢化や人口減少が進んできます。住み慣れた家で生活していくためには、困りごとを他人事ではなく、自分のこととしてみんなで協力していくことが必要です。

 今回の取り組みで、地域の皆さんにゴミ出しについて関心を持ってもらうと共に、これからの支え合いについて地域で考え「地域で取り組んでいくこと」、これが市内全域に広がり、困りごとが減少する地域づくりに取り組んでいきたいと思います。

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